今回のブログでは「塩」についてお話します。
「塩」と言えば、漬物や味噌汁等、日本食には欠かせないものですよね。
しかしながら、摂りすぎると体がむくんだり、血圧が上昇したり、動脈硬化や心筋梗塞の原因になる等マイナスのイメージを持たれている方も少なくないと思います。
今回のブログでは、そんな塩との上手な付き合い方についてお話したいと思います。
塩は、神経伝達や消化吸収をサポートする働きがあり、体内でも常に一定濃度で保たれています。
炎天下では、汗などの水分と一緒に塩分も排出してしまうため、塩分濃度のバランスが崩れると熱中症を引き起こしてしまいます。
そのため、塩は非常に重要です。
しかし摂り過ぎるのも、先に述べた高血圧などのデメリットが生じます。
日本の食文化で実に日本人の30~40%は、腎臓の機能が低下していると言われています。
そこで、塩に含まれている「ミネラル」の登場です。
塩の種類を大きく2つに分けると、精製塩と天然塩があり、
天然塩には、カリウム・カルシウム・マグネシウムいったミネラルが含まれています。
カリウムには、塩分を中和させる働きがあります。
カルシウムには、筋肉を収縮させる役割、
マグネシウムには、筋肉を緩める役割があります。
マグネシウムが不足すると、過度な筋肉の収縮でつったり、こむらがえりを起こします。
天然塩はこれらのミネラルを含んでいます。
さらに天然塩には、海塩と岩塩がありますが、海塩のほうが岩塩よりもミネラル量が圧倒的に多いです。
海塩の種類にもよりますが、マグネシウムは岩塩の約10倍以上、カルシウムは3~4倍、カリウムは1.5~2倍も含まれています。
精製塩は、にがり等を科学的に取り除き、塩化ナトリウム99%以上の高純度な塩です。
俗に食卓塩と言われる塩で、ミネラルがほぼ取り除かれた塩なので、一番避けるべき塩です。
ちなみに精製塩では浸透圧が低いため、漬物を作ることが出来ません。
血圧も爆上がりです…。。。
というわけで、塩は、精製塩は避けて天然塩を上手に取り入れていきましょう。
日本人の食生活を考えるとやはり海塩が良いです。
ちなみにオススメの海塩は、沖縄の「ぬちまーす」です。
ミネラルの量が圧倒的に多いので、是非調べてみてくださいね。
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