『トレーニーが「たまご」を好んでよく食べる話を聞いたことがあるけど、実際どう身体に良いの?』
そう思われている方のために、今回は「たまご」に焦点を当ててお話しします。
卵は栄養の豊富さから「完全栄養食品」とも言われています。
実際に卵にどんな栄養素が含まれているかご存知ですか?
一般的な鶏卵(約50g)に含まれる主な栄養成分とその量を表にまとめました。
卵には可食部として卵白と卵黄があり、それぞれに含まれる成分が異なります。
卵白と卵黄に含まれる主な成分と量に関しては以下の通りです。
卵白は低カロリーで、たんぱく質が多く含まれています。
一方、卵黄には脂質やビタミンA、D、E、K、B群、コレステロール、ミネラル類が豊富に含まれています。
卵の栄養成分の詳細について
たんぱく質: 主に卵白に含まれています。
人間の体の細胞や骨、筋肉などをつくるのに必要な成分であり、体の免疫力を維持するためにも重要です。
ビタミンB群: ビタミンB1、B2、B6、B12が含まれています。
これらのビタミンは、エネルギー代謝を促進する効果があり、神経系や血液の健康にも関わっています。
ビタミンD: 卵黄に含まれています。
カルシウムの吸収を促進し、骨や歯の健康を維持するのに効果があります。
カルシウム: 骨や歯の形成に必要な栄養素であり、卵には豊富に含まれています。
鉄: 血液中の酸素を運ぶために必要な成分であり、貧血予防にも効果があります。
<上記の栄養成分により、卵には以下のような効果を期待できます。>
筋肉の修復: 卵白に含まれるたんぱく質は、筋肉の修復に必要な成分です。
運動後の筋肉痛を緩和する効果が期待できます。
免疫力の向上: 卵白に含まれるたんぱく質は、体の免疫力を維持するために必要な成分であり、ウイルスや細菌などの感染症に対して抵抗力をつける効果があります。
骨や歯の健康維持: 卵黄に含まれるビタミンDは、カルシウムの吸収を促進する効果があり、骨や歯の健康維持に効果があります。
貧血予防: 卵に含まれる鉄は、貧血予防に効果があります。
特に女性は、生理や出産による鉄分の喪失を補うために、十分な鉄分を摂取する必要があります。
以上のように、卵には豊富な栄養成分が含まれているため、様々な効果が期待できます。
最後に、卵は完全栄養食と言われているものの、残念ながら足りない栄養素もあります。
卵に足りない栄養素とは、ビタミンCと食物繊維です。
この2種は、野菜に多く含まれているので、卵と野菜を同時に摂取することで本当の完全となります。
是非組み合わせて食べることをオススメします。
(おまけの補足データ)卵のタンパク質量とその他タンパク質を多く含む食品との比較
※100g当たりに換算してます
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